来年の平昌五輪会場となる江陵アイスアリーナはフィギュアスケートとスピードスケート・ショートトラックで併用される。ミリ単位の薄いブレード(刃)で氷を捉える繊細な競技で、特性も異なるだけに、製氷担当者の腕が問われる。
フィギュアスケートのテスト大会を兼ねた2月の四大陸選手権では、製氷主任のコリー・ポートナーさんが奮闘した。米国各地にある約50のリンクの整備を請け負う会社に勤め、この道18年のベテラン。会場には毎朝5時に入り、「お客さんが入ってからでは遅いから」と常に先手を打つ。
氷の表面温度、室内外の気温、湿度、湿気の指標となる露点温度。1時間ごとに統計を取り、競技中の製氷ではリンクの9カ所で表面温度を測定した。大会関係者が見せてくれた資料には細かい数字が並び、詳細なパターンが示されていた。
ポートナーさんは、さらに踏み込んで観客数も考慮に入れる。1万2000人収容のアリーナは種目によって観客数が変動する。氷の適温はフィギュアがセ氏マイナス3.5度、ショートトラックはセ氏マイナス7.5度。人の数が室温、湿度にもたらす変化と氷の表面温度との関係を割り出し、五輪では「チケットの販売状況から予測して、理想に近い氷に近づける」と宣言した。
五輪では両方が同じ日に実施されることもある。氷温に加え、氷の厚さも調整を要す。昼すぎにフィギュアが終わると、5センチの氷をショートトラック用に4.5センチに削る。その間、わずか3時間。夜中には再び5センチまで戻す。五輪の期間中は3交代で24時間体制。「毎日がジェットコースターになりそうだ」と笑った。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hlspo
ネットの反応
四大陸選手権を見る限りそこまで製氷に問題は無いと思います。韓国はスピードスケートも強いですし製氷に関してはあまり心配していない。運営は分からんけど
へー、やっぱりアメリカ人なんだ。韓国開催なのにね。へー。
>製氷主任のコリー・ポートナーさん
たぶんこの人物は欧米のリンク整備に携わっていた人物なんでしょうね。ただ、やっぱりフィギュアのリンク整備はノウハウが肝心で、やっぱり米欧日以外の場所での開催だし、不安は
大きいな。先日の四大陸で大会日程の前半、女子のジャンプ転倒率高かったようだし…もしかしてリンクの氷の硬さが何か関係してるんじゃないか?なんて少し気になったけど。
四大陸は何も問題なかったけど来年は今の政権が変わってるからそこが不安なんだよなぁ。現在の韓国野党は日本に対して厳しい党らしいし・・・