フィギュアスケートの新シーズンに向け、大幅なルール変更が予定されている。ジャンプ偏重の傾向に歯止めをかけ、演技全体のバランスを重視しようとするものだ。4日からスペイン・セビリアで開かれている国際スケート連盟(ISU)総会で決定する。
5月16日にISUが発表した議題によると、ジャンプの質の高さを求めるため、出来栄え点(GOE)がマイナス3~プラス3の7段階からマイナス5~プラス5の11段階に拡大する案が出ている。また、フリーで同じ種類の4回転ジャンプを1度に制限する案もある。
ジャンプの基礎点については、引き下がる可能性がある。特に4回転の引き下げ幅が大きく、例えば、男子選手の多くが跳んでいる4回転トーループは10・3点から9・5点に、平昌(ピョンチャン)五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が得意とする4回転フリップは12・3点から11・0点に、金メダリストの羽生結弦(ANA)が挑戦を明言している4回転アクセルの基礎点は15・0点から12・5点に下がる案が検討されている。
男子フリーの演技時間については、現在の4分半から女子と同じ4分になることが既に決まっている。これに伴い、ジャンプの上限も8本から7本に減る。ただ、要素を詰め込む印象はぬぐえず、選手の負担が必ずしも減るわけではない。
転載元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180606-00000007-jij-spo
ヤフーコメント
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lib*****
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新しい技、難しい技への挑戦を妨げるのが正しい進化と呼べるのでしょうかね?
もちろん、芸術面をより重視したいというのはフィギュアスケートの個性ですからわかります。。
しかしながら、スポーツである以上技術の向上を図ることは重要なのでは?今回の改正は、無理して綺麗に跳べない4回転を跳ぶのなら3回転を跳べというものですよね?(10点は4回転ジャンプ1回分の得点)
しかも4回転の数制限。同じ採点競技の体操に例えるならF難度以上の技を実施するのは4回まで!みたいに高難度技に制限を加えるという事で、スポーツとしておかしいと思います。
例えば、ジャンプの種類に偏りがあるのが木になるというのであれば、全種類のジャンプを跳べとか、回転数関係なく同じ種類のジャンプは2回までとかすれば偏りは減りますよね?
4回転ジャンプの体への負担を懸念しての改正だと思いますが、方向性が違うと思います。
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cho*****
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羽生くんには特に問題ないかなぁ。むしろ細かいところまで丁寧に仕上げてる羽生くんのフィギュアスケートに、ジャッジする側が追い付いて来たように感じる。ジャンプばっかり重要視して他が疎かになって居た選手には痛手かもしれない。
4回転アクセルは羽生くんにとっては目標だから、点数下がるのは残念だけど関係なく挑戦してくるんだろうなぁとは思う。
人間は5回転まで可能とかいう話もあるけど、それにはもっとスピードも危険も増すので、そろそろジャンプは落ち着いてもいいんじゃないか。
とにかく、怪我なく長い選手期間、または次のプロ期間を保って美しいフィギュアスケートを見せて欲しいです。
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yuk*****
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こういう逆風の中、白人が有利な中、羽生選手はオリンピック二連覇、グランプリファイナル四連覇、世界選手権二連覇やフェルナンデスから奪還、世界最高得点更新等、世界一の立場を守ってきたんですね。
羽生選手なら、ルールがどうなろうと、優勝できると思います。ジャンプ有利のルールでも優勝し、ジャンプが怪我により二種類しかとぺなくても、卓越した技術と優雅なステップやターン、指先から音の表現他によりオリンピックでも他を圧倒して優勝した彼のことですから。心配なのは、彼に近づきたい後輩たち。オリンピックでも回転不足疑惑が起きたけど、4回転が跳べなかったり、跳んでも単調だったり、跳ぶぞ跳ぶぞ跳ぶぞ跳ぶぞと、ずっと後ろを見て見て滑ってからジャンプを跳んだり、音楽にのってなかったり、ステップや回転が単調だったり、華がなかったり、指先に神経が行き届いていなかったり、小さかったりと、不安要素たっぷり。
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tam*****
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今回の改正はジャンプの高得点化に伴う偏重でジャンプだけのための演技の歯止めや、これに伴い選手の怪我、選手生命の短命化を防ぐためのもの。これ自体は悪いことではない。そして日本人が平昌で活躍したから意地悪しているというのも的外れで、それ以前に変更案として出ていたもの。むしろ今回のルール改正 羽生君はじめ日本選手はジャンプ以外にも、ステップ、スピンの評価が高く不利というより有利だと思う。
むしろ中身スカスカでもジャンプをより多く飛んで荒稼ぎしてきた選手のほうが戦略変更せざるを得なくなると思う。 -
y_m*****
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バランスの良いプログラムにする為のジャンプの回数制限とかは構わないと思うけれど、高難度ジャンプの基礎点を下げるのは意味不明。
そして、今でもGOEは得点に大きな影響を与えているのに、これ以上幅を利かせてどうするのか?
バランスの悪いプログラムにしているのは、後半1.1倍の得点ルールだと思う。
後半にジャンプを集中するプログラムにバランスも表現力も芸術性も無いし、特にSPなんて2分半の中で後半1.1倍にする意味が分からない。
それにしても、選手が得意な事を思い切りやれるのがフリーの醍醐味だったのに、どんどんつまらなくなっていくなあ…得点比重を下げてコンパル復活させた方がマシな気がしてきた。 -
沙鏡
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欧米に有利なルールとか言ってる人がいるけど、これのどこが欧米に有利だろう。ロシアの四回転に成功した嬢ちゃんは出鼻くじかれてるし、ネイサン・チェンは多数の四回転が武器だから痛いし。国に関係なく、ブラウンとかフェルナンデスとかメドベージェワとか、高い演技構成点をとれる選手が有利になるルールだろこれ。
とはいえ、四回転アクセルはまだ成功した人がいないし、そのままでもいいような気がするんだが。でもジャンプの回数制限だと今までの演技の見栄え、迫力に影響するだろうから、四回転の減点で妥協するしかないんだろうなあ。
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932*****
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ジャンプの基礎的下げたら、ジャンプ飛ばないで金メダル取れてしまった、プルシェンコが銀になってしまった問題のオリンピックの再現にならないか?
基礎的低いとジャンプ飛ばないくならないか?そうすると芸術的は主観に左右されがちで適正な採点が難しくないか?問題はザギトワのように後半に全部ジャンプ持ってきたり、毎回ジャンプのたびに手を上げて加点を稼ぐことが問題なだけで同ジャンプ禁止とか、前半のジャンプと同回数ジャンプを後半に飛べるとか、同種類の加点はされないとか、ザギトワのような構成をさせないようにするだけでいい。4回転アクセルは基礎点20点あってもいいって本田選手が言ってたけど、それぐらい難しいジャンプ。
それの基礎点が下がると誰もやらなくなり進歩が止まるのでは。 -
tar*****
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GOEが細分化されて出来栄え重視になるのは良いと思う。
難しい入り方で高さや飛距離のあるジャンプと、プレロテや着氷時に腕を回してこらえるようなジャンプに点差がなかったら、技術は進歩しない。
ただし大切なのは正しくジャッジされること。
加点の率が多くなることで主観が入りやすくなる。
特定選手ばかり回転不足やエッジエラーを見逃されているようでは不公平。
「この選手はルッツもフリップも、ループと同じ跳び方だ」と言われたり、るようでは恥ずかしい。
正しいジャッジが為されて欲しい。 -
coa*****
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元々、フィギュアスケートはその名の通り「図形を描くように滑る競技」で、新体操のような美しさを競うものだった。
それが、いつしか体操のような力強さも兼ね備えて、言わば「体操+新体操」のような競技に進化していった。それを「新体操のような競技」に戻すというのは、競技としては退化でしかないし、見た目も地味になるし、良い事は一つも無いと思う。
どうしてもと言うなら、体操のような「力強さを重視する競技」と、新体操のような「美しさを重視する競技」に分ければ良い。
実際、男女ペアで演技する競技では「ペア」と「アイスダンス」に分けて成功している。
シングルだけ「アイスダンスのみ」にする意味が全くわからない。 -
muu*****
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日本人がどうこうではなく、4回転も皆がやるようになれば、点数が調整されるのは自然な流れなのでは。そして、怪我のリスクが高いから制限をしたほうが良いのもわかる。あの世界一の羽生選手が怪我してしまったという事実も少なからず影響していると思う。最後に質を重視するのも良いんだけど、geoって基準がわからない。素人目には、審査員の印象で決まるとしか思えない。ホームの選手の点数がいつも異常に高いのもこれで自由にさじ加減できてしまうからなのでは(あと意味不明な演技構成点というのもあるけど)。だからこれが更に増えるのはちょっと考えものだ。
●年齢制限なし
●ジャンプ後半ボーナスは
SP→後半の最後1つ
FS→後半かつ最後から3つ
●PCS係数変化なし
●GOEとPCSでのジャッジ分割なし