「とてもよくなかったSPだった。練習がもっと良くなかったので、まだ飛べた方かなとは思いますけど。日本で練習してきたことはあまり出せなかった」
「明確な理由は特には分からないですけど、僕も驚くほど過去にないほど調子が悪かった。自分でも驚いていた」
「明日までに切り替えてフリーではより良い演技をしたい」
「今日の演技はすごく自分の中では落ち着いてできたし、点数も良かったので、とてもうれしく思っています」
「リンクに立った時は特にGPファイナルって意識はしないで、自分の演技をいかに集中して完ぺきに滑れるように、と考えていた。特に緊張することはなく、いい状態で臨めた」
「想像以上の点数が出てうれしいし、これからもこの点数を見て、伸びしろがあるかスコアから確認していきたい」
「すごく緊張した」
「90点ぐらい(自己採点)」
足換えコンビネーションスピンで「タイミングがちょっとだめで、最後まで回れるかなって不安だったけど、なんとか“ごまかし、ごまかし”でやった」と振り返る通り、完璧なできではなくレベル3。ステップシークエンスもレベル3だった。
初のファイナルを、「けっこう緊張してたけど、最後までできてよかった」と振り返った。得点には「ビミョーだなって先生と言ってた。良くも悪くも、みたいな。でも、フリーにしっかりつなげられる点数だった。フリー頑張れば(表彰台に)いけるかな」と前向きに語った。
中野園子コーチからは課題に残ったスピンの重要性も説かれている。「スピンもジャンプ並みに点数がある。ちゃんとやれば点もつく。『手を抜かないでやりなさい』って言われている」と反省しつつ、この日の演技を「90点くらい」と自己採点。10点分は、「スピンとステップ」とし、「1日あくので、しっかり集中を切らさずに、ベストな状態でいけるようにして、ノーミスでできるようにしたい」と浮上を誓った。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000123-dal-spo
直前に紀平梨花(関大KFSC)が世界最高を更新する82・51点を出した直後だったが、「意識してしまったというのは全くなかった」と振り返った。
宮原は3回転ルッツからの連続ジャンプが乱れ、単独に。軽度の回転不足もとられ、出来栄え点で-0・89点と減点された。スピン3本はすべてレベル4、ステップシークエンスはレベル3だった。
全体的に出来栄え点が出ず、得点を伸ばせなかった。「練習でよくなかったジャンプがそのまま試合で出たかなって感じです」と振り返った宮原は、「失敗するときはいつもああいう失敗になるので、それがまだ抜け切れていないところが出たかなという感じです」と分析した。
ただ、気持ちは折れてはいない。「自信がなかったわけではないので。ただ、悪いジャンプが出てしまったという感じで、フリーに切り替えてちゃんと跳べるように、明日一日空くので頑張りたいと思っています」と前を向いた。
自身の直前に紀平が世界最高得点を更新したが、「高い点数聞いて意識してしまったというのは全くなかった」と自分の演技に集中していたと語った。「やっぱり、いがんでしまったジャンプはしっかり直して、フリーの一つの演技としてしっかり自分の滑りを見せられるように頑張りたい」と修正を誓った。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000114-dal-spo