自身のインスタグラムを更新、昨年の平昌五輪直前に母親の脳腫瘍を知りショックを受けたことや、教え子の一人が自分の元を去り批判されたことで、これ以上ないつらさを感じたことなどを率直に綴った。教え子は五輪銀メダリストで、今回の世界選手権で3位に入ったエフゲニア・メドベージェワ選手を指すとみられる。 投稿には26000以上の「いいね」が付いたほか、発言を批判したり同選手を擁護する意見を含め一時4200以上のコメントが寄せられるなど大きな反響を呼んでいる。
メドベージェワ選手は10年以上にわたり、トゥトベリゼさんに師事。シニアデビュー後、世界選手権2連覇、欧州選手権2連覇、グランプリファイナル2連覇と負けなしだったが五輪ではザギトワ選手に敗れ銀メダルに。その後、トゥトベリゼさんの元を離れカナダに移住。羽生結弦選手を指導する同国のブライアン・オーサー・コーチの元で今シーズンに臨んでいた。
滅多なことでは笑顔を見せず、スケートに対する厳しい姿勢から「鉄の女」とも呼ばれるトゥトベリゼさんは「1年ほど前に、この手紙を書き、(ファンらと)気持ちを分かち合おうと思ったが、友人らに今、公開するのは弱みを見せることになると諭された」「教え子2人(ザギトワ、メドベージェワ両選手)が五輪で金と銀メダルを獲得し頂点にあると見られていたが、心の中では言葉に表せない痛みがあった。五輪前の調整で日本にたつ日にママが倒れ、後で脳腫瘍と分かった」と打ち明けた。
モスクワに一人残るスケーターの娘ジアナさんが病院で祖母を見舞い、電話で涙ながらに重い病状を報告。「みなが(五輪での勝利に)お祝いを言い、私が喜んでいると思っていたが、心の中では痛みだけ」だったという。帰国後も母親の死期が近いことを受け入れられないでいたが、昨年11月に他界。実は父親もソチ五輪の前に死去していた。
さらに、「奇妙なことに教え子の何人かが私の元を去っていった。そのうち1人は私がみなのお手本となるようにして、その子のために、私にできる100%の事を超えて200%をやってあげた」と強調。「でも批判されて・・・。これ以上つらいことはない」と語った。最後に「神様にこの重い人生のページをめくる力を与えて、と祈った。1年たち、ようやくページをめくれた。友人や親しい人たち、亡き両親にありがとうと言いたい」と締めくくった。 (共同通信=太田清)
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190326-00000001-yonnana-soci
メドちゃんが自分を変えるために辛い思いをしてまで大きな決断をしたこと、ちゃんと理解してあげてほしい。
そんな機会は恐らく一生ない


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