竹内さんといえば
⒈アクセルを跳ぶ時、写真のA地点では体重はXのあたりにのっていますが、C地点でテイクオフする時はZ(トゥピック)にのっています。つまり、前方に滑りながら減速することなしに、体重をXからZへと移動させなければならないわけです。
⒉勢いをつけるのは腕と右脚です。腕も右脚も体より前に振り上げ、つま先から飛び上がりますが、この時、全ての動作のタイミングが正確に合っていなければなりません。
⒊クリーンな踏切で難しいのはこのタイミングの取り方です。才能あるスケーターにとってもこのタイミングを掴むのは難しいので減速しなければならず、そのためスキッド(横滑り、スライド)させることになります。
⒋スキッドは減速や停止する際に使う技術ですが、B地点あたりでブレードのY部分(或いはもっとX寄り)でスキッドさせ、減速させるのです。
減速によりタイミングがとりやすくなり、腕と右脚の勢いをさらに利用することができます。この場合、クリーンな踏切とは異なり体重移動は必要ありません。
⒌減速することでジャンプは安定しますが、距離が犠牲になり、またプレロテが生じます。ゆづは、クリーンな踏切とスピードに加えて、腕と右脚を最大限に利用しています。ゆづの3Aを見ると、回転に入る前に右膝がお尻の高さにまで上がっていますが、今日ではレアなケースです。
⒍この非常に難しい技術を、ゆづはいとも簡単かつ自然に行なっていますが、それこそが彼のアクセルを例外的に美しくしているのです。
すごい詳しい
https://pug.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1652736101/