平昌五輪(韓国=来年2月9日開幕)女子フィギュアスケート代表が、大会期間中に初の「一時帰国調整」を実施する計画を温めていることが11日、分かった。会場の江陵アイスアリーナから日本まで約3時間という移動時間を有効に利用。団体戦から女子ショートプログラム(SP)までの約1週間で帰国し、慣れた環境で最終調整を進めるのが狙い。2大会ぶり4人目のメダリスト誕生へ“地の利”を生かす。
時差がない韓国開催ならではの妙案だ。平昌五輪フィギュアスケート女子代表が個人戦を控え、国内のホームリンクで滑り込むことになりそうだ。都内で行われた平昌五輪プロジェクト会議後に、日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュアスケート委員長(55)が「最もいい環境で選手が調整できるように、と考えている。大会中の一時帰国は異例だが、一度戻って、それぞれのリンクで練習することが一番かなと思う」と一時帰国しての“リフレッシュ調整”案を明かした。
フィギュアスケートは団体戦が9~12日で開催される。男子は16日にSP、17日にフリーを滑るため、現地に残っての調整となる。一方、女子のSPは21日と遅く、中8日も空く。会場の江陵アイスアリーナはショートトラックも行われていて、メインリンク、サブリンク共に練習時間は、かなりの制限を強いられる。
ソチ五輪真央も 14年ソチ五輪では、浅田真央(26)=中京大=ら女子代表が団体戦から個人戦までの約1週間、ソチから直行便で1時間半のアルメニアの首都エレバンに拠点を置いた。リンクの室温が低く、予定を早めてソチへ戻った経緯がある。高速鉄道が開通すれば、ソウル市内の空港から江陵市までは約1時間。ソウル―日本が空路で2時間。約3時間の移動で、ホームリンクでの調整が可能となる。
代表入りを有力視される全日本選手権3連覇中の宮原知子(18)=関大=は、平昌大会が初の五輪となる。緊張と重圧は最大の敵。慣れ親しんだ関大のリンクなら、普段に近い精神状態で最終調整を迎えられそうだ。日本勢2大会ぶりのメダル獲得へ、連盟側も最善の策を練る。
ネットの反応
選手がいい状態で臨めるようにしてあげてね。
食事や飲み水、盗撮なんかにも十分気を付けてください(>_<)
平昌オリンピックって開催出来るの!?
いいこと、というより、必要なことかもしれません。韓国ではどのような事態になるかもわかりませんので。
今の状況を普通にみれば、オリンピック開催どころではなくなるんじゃないですか?いろんな意味で何が起こるかわかったもんじゃない
男子はどうするの?
四年に一度の大事な試合です。選手の皆さんが実力を発揮出来るよう安全・体調管理に努めて頂きたいです。
ソチの本番前の練習環境の悪さはハンパなかったらしい。真央ちゃんが万全の体勢で望めなかった要因の一つになったと思う。
それ以前に、団体戦を後にしろよと思う。男子のスケジュール、きつ過ぎ。
全方位において「万全を期す」という事で理解。