アイスダンスショートダンス10位の村元哉中(25)、クリス・リード(28=木下グループ)組が、フリーダンスで自己最高の98・73点をマークし、合計164・38点で日本勢過去最高の11位に入った。
フリーは、坂本龍一のピアノ曲「戦場のメリークリスマス」。2人のこれまでの歩みを桜の一生に例えたプログラムをミスなく、しっとりとまとめた。ツイズルやスピン、リフトなどすべての要素で加点をもらう会心の出来。力を出し切ったクリスは、滑り終えるとひざまずき、感謝をこめるように村元の足を抱えた。
ベストの演技は出来たが、次の世界選手権2枠を取れるトップ10入りはかなわなかった。村元は、スピードや滑りの力強さで「世界トップとの差はあると実感した」と話し、「もっともっと練習して、新しいカナとクリスを世界にみせたい」と来季のさらなる飛躍を誓った。
優勝は平昌冬季五輪で衣装がはだけるアクシデントに見舞われたフランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組が通算3度目の優勝を飾った。
シゼロンは「本当に特別な瞬間を感じる大会にしたいと考えていたし、その目標を達成できた。これからゆっくり味わいたいと思う。もちろん得点には満足しているけれど、氷の上で味わった感覚もうれしかった」とコメント。
「自分たちの滑りをかなりうまくコントロールできました。このプログラムで、これだけのクオリティーを出せたことはあまりありません。お互いのつながり、観客のみなさんとのつながりは素晴らしいものでした」
22歳のパパダキス、23歳のシゼロンの2人は、2017年にアイスダンスでは初となる合計200点超えを達成するなど、最高のシーズンを送っていたが、金メダルが期待された五輪では、パパダキスの衣装がはだけて胸があらわになってしまうアクシデントが発生するなど、優勝を逃していた。
完璧な演技を披露したように見える二人だが、パパダキスは「完璧というものはありません。毎回ベストを尽くしますが、それでも常に改善の余地はあるし、手ごわいライバルもいます」と話し、自分たちへの要求はまだまだ高いことをうかがわせた。
ヤフーコメント
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bluemountain学院
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ショートの順位を維持出来れば、来年は2枠に出来たのにと思うと残念。それでも、アジア選手最高位の順位を更新したはずです。元々、欧米の白人有利な種目だと思います。
アイスダンスは、何だかんだ言っても日本トップのコンビが十位台半ばをキープしてきました。この二人は平昌五輪前の四大陸で北米以外で初の表彰台に乗るなど、着実に進歩していますので、今後も期待しています。それより、ペアの方が不安です。ソチ五輪シーズンより明らかに後退しています。個人的には、先日引退した無良選手が転向してくれたらと思っていました。
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cro*****
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今回は実力上位の組がショートダンスでミスしての順位だったので、10位キープは難しかったかな。でも結果的に1点差もなかったし、なにより情感あふれる素晴らしい演技。来季がまた楽しみです。
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pdo*****
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かなクリ、おめでとうございます。
正直、惜しいなあという気持ちですが、2人なら、もっと上にいけると思うので、期待してます。
お疲れさまでした。 -
gin*****
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かなちゃん、クリス、過去最高の11位おめでとう!!!
最近アイスダンス観戦から遠のいてたんですが、かなクリのSP(とパパシゼ)がまたガッツリ見始めるきっかけをくれました。
特にかなちゃんのはつらつとした表情に引き込まれます。
世界のトップとは確かにスピード感や迫力の面で見劣りはしますが、2人の情熱があればまだまだ上に行けると信じてます!
クリスの足がベストコンディションになりますように。 -
wh*****
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ショートもフリーも本当にひきこまれました。相性ばっちりのカップルですね。
来季、演技構成点で8点代が揃うようになるといいですね。2人なら絶対できると思う。 -
yuu*****
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自己最高点でも11位か。
ペアとアイスダンスは国内での選手層が薄すぎ。
伸び悩んでる選手からペアやダンスに向いていそうな選手達を転向させるなどしないと、競技レベルが上がらない。 -
rin*****
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日本のフィギュアスケートは男子も女子も結構良い成績あげてるけど、
何故かアイスダンスは成績がイマイチなのはどうしてなの?