浅田真央の引退会見。一問一答―。引退の決断は「２月だった」

引退記者会見に臨んだ浅田真央との主な一問一答は次の通り。

　―引退を決めた時期と、きっかけは。

（2015年の）復帰後はいい形でスタートできたが、それから練習、試合をするにつれて、気持ちや体がつらいことが多くなった。2季目からは「何とか頑張ろう」という思いだけで、最後の全日本選手権で「もういいんじゃないか」と思った。最後に決めたのは2月。

　―悔いはあるのか。

ソチ五輪を最高の形で終えることができたが、体はまだまだできるし、気持ちもできると思って復帰した。全てを出し切った。今は本当にすごく晴れやかな気持ち。

　―楽しかったことは。

小さいときに技ができるようになり、次は2回転、次は3回転を跳びたいと思ったときは本当に楽しかった。

　―つらかったことは。

自分がやりたいと思い望んだ道なので、つらいと思ったことはない。

　―2度出場した五輪について。

バンクーバー五輪は19歳で本当に気が強く、その気持ちだけで乗り越えてきた。ソチ五輪はショートプログラムが残念な結果ですごくつらかったが、フリーで最高の演技をできた。バンクーバーからの4年間の思いを全て注ぎ込めた。

　―最も印象に残っている演技は。

やっぱり、ソチのフリーかな。

　―自分にとってフィギュアスケートとは。

一言でいうと、人生。5歳から今までスケートにお世話になった。どんな形でも恩返ししたい。

　―3回転半ジャンプについて。

伊藤みどりさんのように跳びたいと思ってやってきた。自分の強さでもあったが、その半面、悩まされることも多かった。

　―（五輪金メダリストで韓国のライバルの）金妍児さんの存在は。

お互いにいい刺激を与え合いながら、一緒にスケート界を盛り上げることができた。　

 

 

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会見を締めくくる一言の途中、記者席に背を向けて目頭をそっと指で押さえました。#浅田真央 #フィギュアスケート #引退会見 pic.twitter.com/8jMxHapnUW

— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) April 12, 2017

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やった！アメリカもライブやってくれる pic.twitter.com/AvUXuvEbgq

— Papiken (@Papiken777) April 12, 2017

 

 

浅田真央さんの引退会見。まったく後悔がない感じと、もう人前では泣かないということを決めてたけど最後にこらえきれなくなり後ろを向くという感じに、こちらがぐっと来てしまった。あとお水いっぱい飲むところ。こりゃかわいい！！

— 三村マサカズ (@hentaimimura) April 12, 2017