金メダル候補は「ハニュウより、ウノ」 米専門メディアが表彰台の行方を大胆予想
平昌五輪の最注目競技、フィギュアスケートは9日から団体戦の予選(男子ショートプログラム)がスタートする。米スケート専門メディア「icenetwork」は、この注目競技で「誰が表彰台に立つのか?」と題し、5人の専門家がメダルの行方を予想している。
羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(トヨタ自動車)、田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)が出場する男子シングル。金メダル予想は宇野昌磨が2人、羽生結弦が1人、ネイサン・チェンが2人だった。
66年ぶりの五輪大会連覇がかかる羽生を本命視しているのはフィリップ・ハーシュ記者だ。
ハーシュ記者の予想は金が羽生、銀がハビエル・フェルナンデス(スペイン)、銅がネイサン・チェン(米国)。「ディフェンディング・チャンピオンのユヅル・ハニュウは怪我からの回復具合が不確かで米印がつく。もし健康ならば彼は疑いなく世界最高だ」と注釈つきながらも、金メダル獲得に太鼓判を押している。
宇野を推したのは2人。ジャン・クリストフ・ベルロット氏は「ウノは平昌でその凄まじいスタミナを披露し、大番狂わせを起こすことが可能だ」と期待をかけ、サラ・S.・ブランネン氏も「ハニュウがベストなら勝つだろうが、私にとっては1位と2位はチェンとウノだ」としている。
羽生とともに連覇へ挑むオーサー氏「彼は本当に感銘的」 苦難のシーズンはクライマックスへ
記事中ではオーサー氏の経歴にも触れている。自身は84年サラエボ五輪、88年カルガリー五輪でともに銀メダルを獲得。今回、羽生との二人三脚で、米国の伝説的スケーター、ディック・バトン氏が1948年サンモリッツ五輪、52年オスロ五輪で果たした偉業に挑むことになる。
「本当にすごい旅だったよ。私は彼について多くを学んだ。そして、彼も彼自身についてたくさんのことを学んだと思う。個人的には彼が故障にいかに対応するのか、そして冷静さを失わないことに、本当に感銘を受けているんだ。我々にはプランがあった。そして、計画に沿っている。毎日向上している。彼は本当に感銘的なんだ」
6年間の師弟関係。そして、故障してからの2ヶ月半の間、羽生に寄り添ってきた名伯楽は五輪本番前の故障という危機的状況にも平静を貫き、黙々と復帰の道を歩む“王者の流儀”に脱帽したようだ。
記事ではこう伝えている。「重要なことは彼の回復に関して、色々な小さなゴールを設けていた。2ヶ月半前にそれは始まった。我々は落ち着いて話し合った。“これは実現可能だ。君は治るんだ”と伝えたんだ」と励まし、復活への道筋を示してきたという。
「我々はじっくりと取り組んできた。時間は我々の味方だった。毎日を大事に過ごしてきたんだ。大変な道のりだったよ。ここまでで最も予想外のシーズンだったからね」
五輪連覇というクライマックスへ――。羽生は、だれも予想できなかったシーズンで、華麗なエンディングを迎えることができるのだろうか。日本が、いや世界が注目している。
ソース:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180208-00017074-theanswer-spo
以下ヤフーコメント
-
Boo
今羽生の怪我の状況がわからないから仕方ないな。まぁ羽生はメダルよりも今自分が出来る事、自分を信じて試合に臨むだけ。
-
tre*****
もちろん怪我の具合、ブランクは気になりますが、ここ1番の強さは今までを振り返ったらわかるように羽生選手が断トツ強い。五輪の一発勝負、羽生選手が今までの滑りができたなら絶対勝つ。
-
rdh*****
怪我が完治していて、ベストの状態ならば必ず金メダルを取れると思いますが…。
羽生選手選手の納得出来る素晴しい演技が出来る事を心から願います! -
おじさんみたいなおばさん
期待されまくるより、されないくらいのほうが、
自分の実力だせるとは思う。
予想屋になってるメディアたちを、どや顔で見返してほしいっす。 -
匿名
オーサーコーチのインタビューのいちばん重要な部分、発言の真意がようやく日本語で紹介され嬉しい。そう。2連覇のかかる大事な五輪シーズンに予期せぬ怪我…そんな最大の逆境を冷静にマネジメントした羽生選手。オーサーコーチをも感嘆せしめるその強靭な精神力には改めて頭が下がる。
だから自分は予想なんてどうでもいい。
羽生選手が自らを信じているように、彼という人間そのものを信じているから。
平昌では最高の笑顔が見れるでしょう!