英語で質問に答え続けていた羽生結弦はさすがに疲れたのか顔の前でバツマークを作る(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
金メダルを肩から下げて登場した羽生は、一夜明けた心境を問われ、「スケートをやめる気はないです。夢はかなった、やるべきことはやれたというやりきった気持ちがあって、清々(すがすが)しい気持ちでいます」と満面の笑みで語った。
続けて「スケート以外のことで何かやりたいと考えても、一周回ってスケートに戻ってくる。人生をスケートにかけてきて良かったなと心の底から思えますし、もうちょっとだけ自分の人生をスケートにかけたい」と現役続行を明言。今後の夢、目標については「4回転アクセルをやりたい」とし、「最後の最後に僕を支えてくれたアクセルジャンプにかけてきた思い、時間を考えても、そのアクセルジャンプを大好きでいられることに感謝して、これからは4回転アクセルに挑戦していきたい」と意欲を語った。
負傷した右足首への負担は「大きなものになると思う」としつつも、「正直言うと、今は自分に満足してしまっていて、唯一のモチベーションは4回転アクセルだけ。右足首の状態を見ながら習得したい」と言葉に力を込める。五輪を総括し「いろんな経験があったから、いろんなことを学べたと思う。(右足首負傷の影響で)痛み止めを打たないとジャンプも飛べないような状況でやめようと思ったこともあるけど、やっぱりスケートが好きで、今は本当に幸せです」と充実した表情を見せた。
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— Sabrina H (@sabrina82h) 2018年2月18日