15~20年で見られる可能性も? 米大手テレビ局が学者らの見解をもとに切り込む
平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルは羽生結弦(ANA)の66年ぶり連覇で幕を閉じた。王座を目指した戦いは各選手が4回転を連発し、近年のジャンプのハイレベル化を実証する大会となったが、米メディアは“究極のテーマ”に切り込んだ。「フィギュアスケートで5回転ジャンプは見られるのか?」と特集し、学者の見解をもとに検証している。
「フィギュアスケートで5回転ジャンプは見られるのか? 物理学はこう語る」。インパクト十分の見出しで特集を組んだのは、米大手テレビ局「NBC」だった。
記事では「4回転時代」の先駆者、ネイサン・チェン(米国)がフリーで4回転6本に挑戦したことに言及。それは数年前は考えられなかったとし、驚異的な進歩を遂げていることを紹介している。連覇を果たした羽生も未だ誰も跳んだことがない4回転アクセル挑戦に興味を示していることは、日本メディアで伝えられている。
今回の記事では「4回転が限界なのだろうか――または、スケーターたちはいつか5回転を跳ぶようになるのだろうか?」とつづり、“究極”ともいえる5回転の可能性を検証。学者が登場し、見解を述べている。
求められる“空中の姿勢”の追求…生体力学者「体を中心に5%寄せれば…」
机上の理論を氷上で実証することは、そう簡単にいかないだろう。選手たちの筋力的な強化が必要となり、半面、故障のリスクもある。一筋ではいかないことは明白だ。
ただし、記事によると、ISU公認大会で史上初の4回転ジャンプを成功させたカナダのカート・ブラウニング氏は5回転ジャンプは簡単ではないと指摘した一方で「人間の心に『NO』と言えば、その心が方法(もしくは答え)を見つけるだろう」とも指摘。人間は不可能を可能にする存在であるとも見解を述べている。
ブラウニング氏が4回転ジャンプを初めて成功させたのは1988年。それから30年、フィギュア界は近年、急速な進化を見せている。そう考えれば、どんな未来が待っているかは分からない。ただ、スケーターそれぞれが、常に高みを見据え、挑戦を続けていくことは確かだ。
ヤフーコメント
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gyo*****
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スケートの技術の進歩、道具の進歩いろいろあって初めて実現できるんだろうけど、正直5回転ってどこをどうやったらできるのか想像つかない。
けど、生きてるうちに見てみたいな。 -
mai*****
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近年改良を重ねられてる靴の更なる軽量化が五回転を可能にするかもしれない。
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mel*****
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筋肉って言われても、多すぎても抵抗になるのかな?
となると、バランスの良い筋肉の付き方や靴の軽量化、本人の身体能力…あと他にはあるの?5回転…羽生選手が世界初で飛ぶ姿が見てみたい。
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b
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もうさ、ジャンプスケートってゆう、種目増やしたら?
飛距離、回転、綺麗さ、はいりのむずかしさとか点数化して。 -
fak*****
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素人発想だけど...着地時の負担を考えた時に大丈夫なのかと。重量の問題があったとして、どこまで筋肉ムキムキが許されるのか。仮に出来ても大怪我したんではと思うと、そこまで追求しなくても良いのでは。
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smy*****
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何年先かは分からないけど、5回転ジャンプや、100メートル8秒台の時代がくるのでは。
義手や義足が飛躍的に進化したら、オリンピックより、パラリンピックの記録の方が上になることもあるのかなとも思ってしまう。 -
uhi*****
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回転速度と体の組成に大きく踏み込む様な気がします。着地方法にも問題が出て来るでしょう。多分、挑戦する人はごく限られると思いますね。練習段階で体がボロボロになりそうです。
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jac*****
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5回転いらないでしょ。怪我のリスクが増えるだけ。
それより複数の女子選手が男子の4回転並みに試合で3Aを跳べるようになるのが先と思う。女子は一向に先に進まない。 -
ton*****
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四回転時代の転倒の多さと一か八かには閉口する。選手の健康を考えないといけないと思う。モータースポーツならウェイトを積ませたりコーナーリングスピード落とさせる方向に行くんだけどなぁ。
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fsm*****
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フィギュアスケートは氷上の芸術、スポーツではあるが「曲芸」では無い。選手個人が能力の極限に挑むのは素晴らしいが、周りが期待しすぎる空気を作るべきではないと感じる。競技での配点も再考し、演技全体での評価が望ましい。