男子個人ランキング
1. 宇野昌磨 186.69
2. 織田信成 176.95
3. ハビエル・フェルナンデス 157.86
4. ネイサン・チェン 144.96
5. デニス・ヴァシリエフス 129.32
女子個人ランキング
1. アリーナ・ザギトワ 159.18
2. 坂本花織 130.28
3. 宮原知子 127.99
4. ブレイディ・テネル 126.86
5. マライア・ベル 120.57
チーム総合
1. 日本 621.91
2. ヨーロッパ 558.14
3. 北アメリカ 516.45
◆フィギュアスケート ジャパン・オープン 6日(さいたまスーパーアリーナ)
日本、欧州、北米の代表選手、男女2人ずつのフリーで争われ、男子で10年バンクーバー五輪7位の織田信成さん(31)が176・95点をマーク。今大会の記録はISU(国際スケート連盟)非公認となるが、この日、宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が出した186・69点を含めても“今季世界3位”の高得点だった。冒頭の4回転―3回転の連続トウループは加点3・26を引き出す美しいジャンプ。その後も流れるようにジャンプを決め、7本全て成功。ノーミスで4分間を演じ切った。
織田さんの得点を見た宇野は「織田さんより低い点数を出すと、違う意味で立場がない。現役としていいのかなと思いながら滑っていた」と脱帽した。日本は総得点621・91点で2年ぶりに優勝を果たした。
◇フィギュアスケート・ジャパン・オープン(2018年10月6日 さいたまスーパーアリーナ)
日本、北米、欧州の3地域対抗戦として各チーム男女2人ずつのフリーで争い、日本が合計621・91点で優勝した。欧州が558・14点で2位、北米は516・45点で3位だった。
平昌五輪女子金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)は、「カルメン」に乗って圧倒的な存在感を見せつけた。序盤から軽やかにジャンプを決めると、演技後半には高難度の3回転ルッツ―3回転ループに成功。表現力が評価される5項目の演技点もズラリと9点台を並べた。
ISU非公認とはいえ159・18点は、自身が9月のネーベルホルン杯でマークした158・50点を上回る“世界最高”で、この日の6人の中でもちろん断トツのトップ。「いい滑りができた。ただ、これからもっといい演技を見せていきたい」と前を向く。
「今季は大人の女性らしい滑りを見せたい。成長の限界はないと思っているので、全てのところを成長させていきたい」とさらなる進化を誓った。