ドミトリエフ世界初4回転半挑戦も転倒3回転半扱い
フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロシア杯の男子フリーで、アルトゥール・ドミトリエフ(26=ロシア)が、史上初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦して転倒した。しかし回転が足りずに、3回転半扱いとなった。
演技プランでは冒頭の4回転トーループの後、2本目で跳ぶ予定だった。この日の練習でも、成功はなかったが、曲の通し練習を含めて、繰り返し跳び方を確認した。フィギュアスケートペアで92、98年五輪金メダルの父、体操選手の母を持つサラブレッド。これまで目立った成績は残していないが、史上初の快挙を地元ロシアで狙って果敢にチャレンジ。しかし失敗だった。
羽生結弦(23=ANA)も、クワッドアクセルの今季中の成功を目指しているが、今はプログラムの精度を高めるために練習を封印。GPフィンランド大会では、12月の全日本選手権後に練習を再開したいと話した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181117-00395269-nksports-spo
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