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フィギュアスケート選手だった町田樹さん執筆の論文を拝読しました。
スポーツの振付けの著作物性についてここまで深く緻密に分析した論文は初めてだと思います。
すごい時間と労力をかけて研究されたこと、また、ただならぬ熱意を感じました。
ipaj.org/bulletin/backn…
スポーツの振付けの著作物性についてここまで深く緻密に分析した論文は初めてだと思います。
すごい時間と労力をかけて研究されたこと、また、ただならぬ熱意を感じました。
ipaj.org/bulletin/backn…
ご自身の経験を踏まえたフィギュア等のスポーツの振付けを「任務動作」と「任意動作」に独自に区分し、創作性の認められる振付けの範囲を分析されておられます。特にフィギュアのような採点競技の振付けの分析にとって、非常に有用と思われます。
Shall we ダンス?事件の分析・批評についても、鋭く的を得ており、頷きながら読んでしまいました。
今後の課題としては、採点基準のないフラダンス等の振付け、その中で使われる既存のステップやハンドモーションにアレンジを加えた動作など、「任意動作」「任務動作」の区分が必ずしも明確ではない振付けの創作性をどう考えるか、ということが考えられます。