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ワリエワ選手のドーピング関連。15歳の選手の守られるべき最優先は、健康、命であると思います。12月の検体で陽性ならば、薬物が体内にあったわけで、その子をオリンピックのような付加が高い大会に出場させて、仮に命を落としたら取り返しがつかない事になる。ドーピングで命を落としている人もいます
昔、ロシアに約2年半住んで練習していました。今は、豊かになりましたが、それでも貧富の差はあり、練習着を買えない子もいた。一人の選手の活躍に親戚一同、チーム全体の人生がかかっているといった状況は、日本では想像できない。でも、選手は機械ではない。身体は、壊れたら元に戻らない。
日本は、アンチドーピング教育に力を入れているので、国際大会に出場する選手等は、特に指導があります。しかし、各国で違うので、知識のある無いの差はあると思う。私が選手の時は、気をつけていました。しかし、教育、指導がなかったら、どうだろう?
選手も「これは強くなる薬だよ」と言われたら疑うかもしれないが、「肌が綺麗になるよ」と言われたら、十代の女の子だったら、どうだろうか…
トリメタジジンをどれくらい服用したら効果が出るか、副作用があるかなど、医療ではなく、運動との関係性について、研究したことがないので、医学的なことはわかりません。選手としての経験をいえば、自分の力であっても、薬の力であっても、許容量、限界を越えることを、続けたら、代償は必ずきます。



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