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羽生の“究極”のプログラム完成が示す フィギュアスケートの本当の姿― スポニチ Sponichi Annex スポーツ sponichi.co.jp/sports/news/20…
今年、二月の記事です。
>昨年、ロシアが国際スケート連盟に対し、演技点を構成する5つの要素のうち「音楽の解釈」と「要素のつなぎ」をなくすように提案した。この2つの要素は主に演技の「芸術性」を採点するもので、昨年末の全日本選手権で羽生は「音楽の解釈」で9人中8人のジャッジから10点満点の評価を受けた。
氷上で選手が演じているのは一つの物語で、そのストーリーに沿ってジャンプやスピンが組み込まれている。ドラマなら必ずクライマックスまでにさまざまな伏線が用意されるが、フィギュアスケートではそれが「つなぎ」に当たる。
盛り上げるためには音楽が欠かせないし、ドラマと同じで曲と主人公の演技がマッチしているかどうかは当然、重要な要素の一つとなる。つまりフィギュアスケートは「音楽」と「つなぎ」があって初めて成立する競技であって、2要素がなくなればもはやこの競技は存在意義を失ってしまう。