今季シニアデビューの本田真凜。五輪枠争いに華やかさで勝負　

９日で開幕まであと半年となった韓国・平昌冬季五輪。フィギュアスケート女子シングルの代表争いは、前回ソチ大会より一つ少ない２枠の狭き門だ。京都から挑むのは、エース宮原知子（関大・木下グループ、京都市中京区）と、注目のホープ本田真凜（関大高、伏見区）、白岩優奈（関大ＫＦＳＣ、京都両洋高、西京区）ら。五輪シーズンの新プログラムも決まり、勝負の冬を見据えた夏を迎えている。
　

元世界ジュニア選手権女王の本田は、昨季の同大会でジュニア２人目となる２００点超えを達成し準優勝。華のある演技を見せる１５歳の新鋭は、シニア１年目ながら平昌五輪代表の有力候補に名乗りを挙げている。
勝負のシーズンに挑むフリーの曲は、２００６年トリノ五輪で荒川静香さんが金メダルを獲得したオペラ「トゥーランドット」を選んだ。「みんなが知っている有名な曲。自分らしく演技したいのと、完璧な演技が求められるプログラムだと思うのでシーズン最初から気合を入れてやりたい」。７月に横浜でのアイスショーで初披露し、荒川さんの代名詞「イナバウアー」で会場を沸かせた。
　

ＳＰは、シニアデビューのタイミングで使いたかったというタンゴの「ジェラシー」と「ラ・クンパルシータ」を合わせた曲。終盤のステップにこだわったという。注目の初戦は、９月のＵＳインターナショナルクラシック。「今季はショートもフリーも自分が滑っていて楽しくてわくわくする。毎日の練習でも楽しくできているので、早く試合がしたいなという気持ちが強い」とシーズン本番を心待ちにしている。

ほんだ・まりん　２００１年生まれ。１５年に初出場したジュニアＧＰファイナルで３位。１６年の世界ジュニア選手権で優勝。宮原らと同じ浜田コーチに学ぶ。５人きょうだいのスケート一家で育ち、妹の望結は子役としても活躍。１６１センチ。

ソース

https://headlines.yahoo.co.jp/h-kyt-spo