ロシアメディア「sports.ru」によると、83年世界選手権を制し、84年サラエボ五輪で銀メダルを獲得した往年の名スケーターは「私がスケートアメリカで見たミヤハラの演技はもうザギトワ(のレベル)にとても近い所にある。この演技はザギトワにとって大きくないプレッシャーになるかもしれない」と話したという。
さらに「スケーターはほんの少しのミスでさえ許されない。そうでないと彼女たちは決してザギトワには追いつけない」とも語り、ザギトワとの距離を詰めるのは完璧な演技が求められると指摘したという。だからこそ、宮原は今後、五輪女王とも互角に戦える可能性を秘めていると考えているようだ。
露メディアも賛辞「エバレットでサトコ・ミヤハラはすべてを見せた」
「sports.ru」の別の記事では、同メディアは「エバレットでサトコ・ミヤハラはすべてを見せた――2つの細部にまで充実したエレガントなプログラム、素晴らしいステップ、スピン、そして正確な3回転ジャンプ。3回転ジャンプはアクセルを除いて全て見せた。彼女は3回転ルッツと3回転トウループの連続ジャンプを回転不足とジャッジされなかった唯一のスケーターだった。彼女のジャンプは1つも(回転不足を表す記号)『<』をもらわなかった」と今回の演技を称賛していた。
今季に俄然、期待が高まる進化を見せつけた宮原。ロシア勢が強さを発揮する女子フィギュア界で、ここからどんな飛躍を示してくれるのか。楽しみなシーズンになったことは間違いない。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181025-00041406-theanswer-spo