ダニイル・グレイヘンガウス と アリーナ・ザギトワ 新エキシビションナンバー「Outro」への思いを語る！

グレイヘンガウス ザギトワの新EXについて①
「すべては自然に起きた。僕の頭と想像力が自分の人生で起きたことにどう反応したか、これは正確に僕の母が亡くなって3日後のことだった。
おそらく、僕自身の心の中でこれを味わいたかったのかも知れない」
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②「そうすれば母は消え去ることなく、自然と繋がった何か美しいものへと生まれ変わり、人生は続いていく。
僕の母は多くの時間を選手たちと過ごしていた。特にアリーナと。
だからきっと、他ならぬアリーナが母に捧げるナンバーを演じてくれるのは母にとっても誇りだろう」

③「僕がリンクに行って最初にアリーナにこのアイデアのことを話した時、彼女は《でも、ショーで自分自身で滑りたくはないの？》と言った。
彼女のこの思いやりはとても可愛らしかった。それでも僕は、自分のアイデアと願いを彼女のスケートを通して伝えるほうが良かった」

④「僕はこのナンバーを世界中の人々に理解して欲しい。どんな言語を話していても、どんな伝統があっても肌の色もどうでもいい。この物語はどんな人にも理解してもらえる。これは僕たちの人生について、人間の人生と自然についての物語。僕たちがいかに生まれ、最初に世界を見て、最初の一歩について」

⑤「僕たちはこの世に生まれ出で、あらゆる美しいもの、そして痛みや失望、愛を知る。すべてを通してアリーナはこのナンバーで僕たちに見せてくれる。
そして最後に、この道のりをすべて歩み過ぎ、彼女はすべての始まりの場所へ行く。人生の幕を閉じ、そして彼女の手から新たな命が芽吹く」

⑥「僕には自分のアイデアや感情を振付に込め伝えることができるチャンスがあり、自分の大切な作品を通して見せることができる運命に心から感謝する。
そして、僕には僕が人々に伝えたいことを伝えることができる、こんなにも素晴らしいスケーターがいることに」

アリーナ・ザギトワ 新EXについて①
「私はこのような個人的なプログラムはやったことがありませんでした。新EXは五輪へ向け私と共に長い間準備し教えてくれたダニイル・マルコヴィチ・グレイヘンガウスの亡き母、私たちの大切な振付師リュドミラ・ボリソヴナに捧げるもの」
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②「私たちはよく話しました。私にとって彼女は家族の一員だったので、私にとっても悲劇でした。でも前に進まなければなりません。
ダニイル・マルコヴィチが感じていることを伝えるのがとても大切です。これを正確に伝えることはできないと分かっていますが、やろうとするのがとてもとても大切です」

③「私たちの人生は永遠ではなく、常に終わりがあります。私たちはこの世に生まれ、この世界を子供の目で眺め、最初の痛み、失望を味わいます。
それは愛かも知れないし、スポーツでは転落かも知れません。そうして私たちはすべてを乗り越えて生き、人生を楽しむのです」

④「そして最後に人生を振り返り、それが良いものだったと微笑むのです。私は何よりまず彼女のために滑ります。
そしてこのイメージを完全に伝えられるように努めます。うまくいくよう精一杯やります」
#AlinaZagitova

ザギちゃんの《Outro》今日も素晴らしかった✨
悠子さんも「Очень красива (とても美しい)」と。
生と死、人生を表現したこのプログラム、最後の花は命を終えた後もこの世界のどこかでまた新たな命として生まれるということを表している。
#AlinaZagitova #NHK杯 #NHKTrophy2019 pic.twitter.com/IjyLp6NuuM