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Column: Nathan Chen set to pursue fifth straight U.S. figure skating championship latimes.com/sports/olympic… ネイサン、マスクの着用や全日本での羽生選手の演技について感想を語る。以下、本人の発言を中心に要約します。
①マスクについて:トレーニング中もネイサン本人はマスクを常時着用。「未だもってマスク着用のルールを守らない人がたくさんいることに驚いています。とどのつまり、(マスクの着用は)他人を守ることであり、思い遣りのようなものです。」「特に僕らにとり、マスク着用は快適ではありません。→
トレーニングもプログラムを滑るもとても厳しい訓練ですが、それでもマスクをすることが要求されます。アスリートがマスクを付けることができるとしたら、マスクをつけて食料品に行くこととか、誰でもできると思います。」②自粛中の練習について:「普段のシーズンであれば試合と試合の間隔も短く→
途中でギアを変えることも、集中して基本に立ち返る時間も取れないので、今季(スケアメを除き出場する試合が少なくなったことは)少しプログラムから離れ、良かったと思います。③羽生選手の全日本の演技は、じっくり観た:「感動しました。独りで練習を積んで来ているんだな、と分かりました。→
そして独りで練習を積むことはとても大変なことですが、絶好調を維持していられることは本当に偉いと思います。とても強そうに見えます。特に結弦や昌磨のような選手のスケートを観ることができるのことでも、いい時間となりました。彼らのスケートを『ライブ』で観るのは久しぶりで良かったです。→
今後どんな試合であっても、彼と対戦することは楽しみです。なぜなら彼と同じ試合に出ることは、特別のフィーリング、体験ですし、大好きなので、楽しみにしています。」
④世界選手権について:開催の有無は1月28日にISUが決定。「ワールドに出たいです。でもどの試合の前にあっても直前で中止と→
④世界選手権について:開催の有無は1月28日にISUが決定。「ワールドに出たいです。でもどの試合の前にあっても直前で中止と→
言われることも想定しています。バブルを維持してもらえると思うけど、誰もが安全で、責任を以て運営される大会であれば僕は出場したいです。」
スケーターのキャリアは比較的短く、ワールドが中止になってネイサンが更なるワールドタイトル獲得や羽生選手と再び対戦する機会が失われるのは残念ではあるが、しかしスケートを超えた世界があるし、ネイサンはこの厳しい環境にあっても健全な視野を維持している。「一部のエリートアスリートより、
もっと大変な思いをして頑張っている人が大勢いる。だとしたら、僕が不平をいうことなんてそんなにない、と思います」(以上、要約でした。他にも全米5連覇を成し遂げた、Dick Button氏へのリスペクトも語っていました。ネイサン、頑張れ!)
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